秋の夜をわくわくすごそう! エコでたのしい“おうちキャンプ”!

みらいたうんにも 秋が やってきました。
ちょっと すずしくなって、すごしやすい日が ふえてきたみたい。
そんなある日、みんなで くだものがりをした 帰りのこと……。
「なんだか きもちいいな~! 今からどこかに行って、キャンプでも したい気分だ!」
ウェザリンが 言いました。
「イイデスネ! デハ、オウチデ キャンプヲ シマセンカ?」
すぐに、いつもより少しだけ テンション高めの ちょうしで インフィーが こたえます。
「え、おうちでキャンプでござるか……?」
こんどは フラッパーが おどろいたように 言いました。
「ハイ、オウチデモ クフウスレバ タノシイキャンプガ デキマスヨ!」
インフィーは 声をはずませて、ますます 楽しそうに 話します。
そんな みんなの会話を 聞いて、とつぜん、「あ、そうだ!」と 声を上げる ウィザー。
「ぼくんちのおにわ、今、こうようが とっても きれいなんだ! せっかくだから、みんなで キャンプに つかえそうなものを もちよって しゅうごうしようよ~!」
ひらめいた、とでもいう顔で、みんなの顔を見回します。
するとコックーが、
「それはいいアイデアだぜ! そしたら、みんな、れいぞうこにある、あまっている食材を もってきてくれ!」と、ガハハと わらいながら 言いました。

数時間後……。
みんなが ウィザーのおうちの にわに あつまりました。さあ、おうちキャンプの はじまりです!
「ガハハ~! まずはみんなが もってきてくれた しょくざいで りょうりを するぞ~!」
さっそく、楽しそうに りょうりを はじめる コックー。
おや、こっちでは、テーブルに うすでのおふとんをかけて、テントを作っているみたい!
エネビーンズは 何やら工作中……?

そうこうするうちに、だんだんと あたりが くらくなってきました。
すると エネビーンズたちが、いっせいに、何かのスイッチをオン!
あっという間に……。
「わぁ~!」
「きれい~!!」
「さっきまでの たいようの光を ためておきました!」
「ソーラーランタンです!」
エネビーンズたちは、とくいげに、そう せつめいします。
「こうようが てらされて、ますますきれいに 見えるのだ!!」
ドクピーやなかまたちは うっとり。

「トオクヘ イカナクテモ、オウチニアルモノデ タノシイキャンプガ デキマス!」
インフィーがそう言うと、つづけてかめ爺が「たしかに、じゃ! 新しいものを買ってきて楽しむのもいいが、『今あるものを どうつかうか』を考えて、外ですごすのも、とっても楽しいのう!」と言いました。
「ふだんから、おうちキャンプのときに つかえそうなものは ないかと 考えるのも よさそうですね」
ゆったりと いすに すわって、そう つぶやくキノリン。
秋の夜風が とっても きもちいい このきせつを、みらいたうんのなかまたちは、ぞんぶんに 楽しんでいる ようす なのでした……♡