くらしの「ひとくふう」

赤池プライムクラブ

2017/10/20更新

食べることで人は親しくなれる、そんな場を創りたい。

?料理&パン教室主宰・磯部作喜子さんの、テーブルを囲むと言うこと?

 名古屋と東京で料理&パン教室を主宰している磯部さんは、お客様が多い家庭で育ったからか、おもてなし上手の子供だったのだとか。結婚後、好きが高じて教室を開くようになり、料理研究はもちろん、器の買い替えや食事のトレンドに常にアンテナを張ってバージョンアップを図り続けている。「生徒さんはいろいろなレストラン事情に詳しく、食のトレンドもよくご存知。だから常に比較されていると思って、私も研究を怠らずに頑張っていますよ」と笑いながら、人の目をじっと見つめる癖は、おもてなし上手たる所以なのだろうか。磯部さんの魅力の一つである。

 料理とパンの教室を通じて伝えたいことは?と質問すると「食べている時に笑顔にならない人っていないでしょ?」とにっこり笑って見つめられた。そう言われると確かにそうだ。美味しければ人は自然に笑みがこぼれる。「国同士で仲良くなろうとすると、宮中晩餐会が開かれますよね。個人も同じです。仲良くなりたかったらお食事する、一緒にテーブルを囲むことから始めます。それが私のひとくふうでしょうか。教室では、料理やパンそのものの美味しさだけでなく、人とテーブルを囲むことの大切さを伝えていきたいのです」個食の時代と言われるようになって久しいが、だからこそ時には家族の食事を大切にしてほしいと磯部さんは語る。「仕事が忙しいなら、せめて日曜の夜だけは家族揃って食べる。季節感のあるメニューは家庭で作る。そして毎日のテーブルが楽しくなるように、花一輪を飾ったりナプキンを敷いたりして工夫するとかね」磯部さんが提唱する、食べることで親しくなれるテーブルを、家庭で作ることができたら、大人も子供もきっと笑顔になれるはずだ。

磯部さんが、おもてなしをする時によく用いるアイデア。その日のテーマを決めて、「今日は海辺のパーティーですよ」とお誘いするのだそう。家の中をマリングッズで装飾し、海辺にいる気分を演出する。お客様にも海辺に来るつもりでいらっしゃるので、会話も弾み、盛り上がるようです。

磯辺 作喜子料理・パン教室主宰

英語教師を経て、東京都港区と名古屋で料理・パン・テーブルコーディネートの教室ル・サロン・ブランを主宰。ル・コルドンブルー パン・洋菓子ディプロム取得。花・芸術文化協会テーブルコーディネート認定教室。同協会中部支部長。幅広い内容が本格的に学べる教室として生徒数も多くメディア掲載も多数。企業とのコラボレート、文化センター講師、レシピ提供など多方面で活躍中。

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